セミナーご案内

「顧客価値共創のための超上流工程」というタイトルでセミナーを行います。日時は、2012年07月20日(金) 18:30~21:00 (18:00 開場)。場所は、大阪市立大学文化交流センターです。
下記は、そのセミナーの内容説明です。
セミナーの詳細と申し込みは(http://kokucheese.com/event/index/42595/)まで。

「何について語っているかさえわからないようなら、そのことについて正確さを云々しても意味が無い」とは、フォン・ノイマンの言葉です(厳しいですね)。
要件開発プロセス、最近は「超上流」と呼ぶのが流行のようです。 システム開発のWhatを決めるプロセスでは、作る対象に対する「正しい問い」の立てかたが求められます。
ところが一方で、要件は「解析的方法による解の導出と検証が不可能である」と言われています。すなわち、正解というものが無いなかで正しく問いを立てるということが、要件開発の本質のようです。 これまで、システム開発の仕事は、立てられた問いをHowの視点から定義し直すところからが長年の仕事の範疇でした。ところがCMMIでも要件開発がエンジニアリング領域に組み込まれたように、超上流はエンジニアの仕事となりつつあります。
例えば、社会の営みを理解し、シャーロック・ホームズのようにリバースエンジニアリングし、設計可能な対象としてモデル化すること。人の理解の仕方に沿って問題を整理し、利害関係者と共に問いを立てるセッションを取り仕切ること。これまでのエンジニアの仕事とは少々異なる構えが求められます。
しかし、巷にあふれる学習メソッドのように、様々なソフトウェア開発の方法論がありますが、超上流工程を工学的に体系立てているものはなかなか無いようです。本講演では、顧客価値(ユーザーエクスペリエンスとも呼ばれます)向上の観点から、超上流工程のプロセスと、そこで用いられる手法や観点についてミニ演習などを交えながらお話しできればと考えています。

「『シャーロック・ホームズのようにリバースエンジニアリングする』とはどういうこと?」と突っ込まれましたが、詳しくはセミナーにて(おそらく、忘れていなかったら説明すると思います)。

 

yasushi_tanaka

有限会社ケイプラス・ソリューションズ代表,東京工業大学 特任准教授,大阪芸術大学 客員教授,奈良先端科学技術大学院大学 非常勤講師,博士(工学),CMM正式リードアセッサー(非更新 笑)

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